半導体用シリコンウエハーの世界出荷面積は高い水準を維持しつつも、2019年第1四半期(1〜3月)は前四半期に比べて5.6%減少した。
SEMIは2019年4月30日(米国時間)、半導体用シリコンウエハーの2019年第1四半期(1〜3月)世界出荷面積が、高い水準を維持しつつも2018年第4四半期(10〜12月)に比べて5.6%減少したことを発表した。
SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)の分析によると、2019年第1四半期に出荷された半導体用シリコンウエハーの面積は、30億5100万平方インチとなった。2018年第4四半期は前四半期比1%減の32億3400万平方インチであり、わずかながら2四半期連続の減少となった。
SEMI SMGの会長を務めるNeil Weaver氏は、「2019年の半導体用シリコンウエハー世界出荷面積は、過去最高であった2018年をわずかに下回る水準でスタートした。ある程度の季節変動と在庫調整の進行はあるが、依然としてシリコン出荷面積は高い水準にある」とコメントした。
なお、今回発表した数値は、ウエハーメーカーからエンドユーザーに出荷された、バージンテストウエハー、エピウエハーを含むポリッシュドウエハーとノンポリッシュドウエハーを集計したものである。
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