ラトックシステムが注目しているのは、LPWA(Low Power Wide Area)によるスマートホームシステムだ。企業にとっては設置が容易となることで手間を削減でき、Wi-Fi環境が整っていない住宅にも導入できる手軽さがメリットとして挙げられる。「今後、単身者や高齢者の住宅が増加するとともに、需要が高まると考えられる」(ラトックシステム)
IoT用無線モジュール技術と仮想・拡張現実感技術
前回に続き、第2章のテーマ「情報通信」の後半部分を紹介する。今回のキーワードは、LPWA(Low Power Wide Area)無線ネットワークと、現実空間と仮想空間を融合させるクロスリアリティーだ。
ソニー独自のLPWA「ELTRES」、サービス開始へ
ソニーネットワークコミュニケーションズは、「ワイヤレスジャパン 2019」で、IoT(モノのインターネット)ネットワークに適したLPWA(Low Power Wide Area)通信サービス「ELTRES(エルトレス)」の概要や、ELTRES対応通信モジュールなどを紹介した。
ArmがハードウェアIP「Cordio」の開発を中止
EE Timesが入手した情報によると、Armは、NB(Narrow Band)-IoTベースのLPWAN(Low Power Wide Area Network)向けハードウェアIP(Intellectual Property)「Cordio」の開発を中止し、ソフトウェアスタック「Cordio BLE(Bluetooth Low Energy)」の開発に専念するという。