この記事は、2020年2月17日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
※この記事は、「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。
新型コロナウイルス感染症の影響が世界各国に広がっています。中国では感染拡大が続き、日本でもじわじわと増えてきました。2020年2月14日の日経新聞では、「専門家は『流行の始まりをようやく捉えた段階』とみる」と報じられています。
同年1月30〜31日に東京都内で開催された、IHS Markitの「ディスプレイ産業フォーラム 2020」では、同社のアナリストである南川明氏と、電子デバイス産業新聞の編集長である津村明宏氏が「2020年を展望する:エレクトロニクス産業編」というタイトルで対談を行いました。その冒頭で両氏はコロナウイルスの影響に触れています。
- 武漢の封鎖、主な中国企業への影響は?
武漢は現在、湖北省のほとんどの都市と同様に封鎖状態にある。湖北省の輸送機関やケータリングサービス、観光などの産業は大きな影響を受けている。本記事では、武漢などに拠点を持つ主な中国企業への影響をまとめる。
- 村田製作所、中国の主要製造拠点の操業を2月10日に再開
村田製作所は2020年2月10日、同社の中国の各拠点について、新型コロナウイルス感染症の影響による操業状況を発表した。
- 新型コロナウイルス、製造業における欧米各社の対応は
世界保健機関(WHO)は2020年1月31日、新型コロナウイルス感染が中国大陸を越えて拡大し、中国国内では死者も出ているという事態を受け、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。世界的な技術メーカー各社は、従業員たちの安全を第一に考えた措置を講じている。
- 2019年は転換の年、2020年は“半導体不足”の時代に突入
半導体業界にとって2019年は、市場全般の低迷に加え、米中貿易問題、日韓貿易問題といった政治的な要素にも大きく影響を受けた年となった。IHSマークイットジャパンのアナリスト5人が、2020年の展望を交えつつ、2019年の半導体業界を振り返る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.