SEMIによると、2020年第1四半期(1〜3月)における半導体製造装置(新品)の世界総販売額は155億7000万米ドルとなった。前期(2019年第4四半期)に比べ13%減少したが、前年同期(2019年第1四半期)比では逆に13%の増加となった。
SEMIは2020年6月2日(米国時間)、2020年第1四半期(1〜3月)における半導体製造装置(新品)の世界総販売額が155億7000万米ドルになったと発表した。前期(2019年第4四半期)に比べて13%の減少となるが、前年同期(2019年第1四半期)比では13%の増加である。
SEMIは日本半導体製造装置協会(SEAJ)と共同で、合計80社を超える会員企業から提出されたデータを集計し、統計レポート「世界半導体製造装置市場統計(WWSEMS)」を発行している。
同レポートによると、地域別の四半期装置販売額では、台湾が40億2000万米ドルとなり販売規模では最も大きいが、前期に比べ35%減と大きく落ち込んだ。中国は35億米ドルで前期比18%の減少となったが、前年同期比では48%増と大きく伸ばした。
前期に比べ減少する地域が多い中で、韓国は33億6000万米ドルで、46%増と急回復した。販売規模こそ小さいが欧州も36%増加し6億4000万米ドルとなった。日本は16億8000万米ドルで、前期比横ばいである。
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