キオクシア四日市工場のコロナ感染者は30人 : 操業は通常通り継続
キオクシアは2021年4月13日、同社の四日市工場における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数について最新の情報を掲載した。それによると、同日の時点で、COVID-19感染者数は合計30人だった。
キオクシアは2021年4月13日、同社の四日市工場における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数について最新の情報を掲載した。それによると、同日の時点で、COVID-19感染者数は合計30人(同月6日公表3人、7日公表2人、8日公表3人、9日公表6人、10日公表16人)。12日までは、検査中が3人としていたが、結果は陰性だった。
四日市工場は現在も継続して操業している。キオクシアの広報担当によると、COVID-19の感染者数に対する工場操業停止の基準(感染者数が何人以上になったら、操業をとめるなど)は「ケースにもよるので特に定めてはいない」という。「四日市工場は数千人規模の従業員が勤務する拠点なので、感染者数が一部で発生したからといって即座に操業を停止するということにはならない」(広報)
今回感染した30人が、クリーンルーム内で勤務していたのかどうかについては、「個人の特定につながる恐れがあるので公表できない」とし、執務エリアでの発生と述べるにとどめた。
なお、感染者が発生した部署については、「他部署から支援してもらい、通常通りに稼働している」と説明した。
キオクシア四日市工場 画像:キオクシア
コロナ禍でエンジニアたちが考えた「理想の働き方」
EE Times Japan、EDN Japan、MONOistの3媒体は、第2回の「新型コロナウイルス感染症のモノづくりへの影響に関するアンケート調査」を実施した。調査期間は2020年5月13〜27日で、有効回答数は299件。COVID-19による主な影響の他、回答者から寄せられた「コロナで考える理想の働き方」や「オンライン展示会の実施」に関するコメントを紹介する。
キオクシア、製造棟新設に向け北上工場の敷地拡張へ
キオクシアは2020年12月9日、3次元NAND型フラッシュメモリの生産拡大のため、北上工場(岩手県北上市)の隣接地を取得する方針を決定したと発表した。
上場延期のキオクシア、その理由と再挑戦に必要なこと
なぜキオクシアホールディングス(キオクシア)は上場を延期したのか。何が問題だったのか。キオクシアは恐らく上場に再トライすると思われるが、首尾良く上場させるためには何が必要なのか。今回はこの点について私見を述べてみたい。
Micronが「3D XPoint」開発から撤退へ、工場も売却
Micron Technology(以下、Micron)は2021年3月16日(米国時間)、同社がIntelと共同開発した不揮発メモリ「3D XPoint」の開発から撤退し、CXL(Compute Express Link)を用いる新しいメモリ製品への開発へとリソースを移行すると発表した。
「成毛氏の路線引き継ぐ」キオクシア新社長、早坂氏
2020年1月29日、病気療養中の成毛康雄氏に代わってキオクシアHDおよび、子会社キオクシアの社長に、副社長だった早坂伸夫氏が就任した。同社は同日、東京都内で報道関係者向け説明会を実施。早坂氏は今後の方針について、「(成毛氏とは)お互いに戦略や考え方をきっちり共有できていた。基本的に今まで話し合ってきた路線でまずスタートしていく」と述べた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.