不揮発メモリIPベンダーのNSCoreは、0.18μm世代のプロセス技術に対応した車載IC向け不揮発メモリIPコアを開発した。使用温度範囲は−40〜125℃で、車載用電子部品の信頼性規格「AEC-Q100」のGrade-1に準拠している。
不揮発メモリIPベンダーのNSCoreは2022年2月、0.18μm世代のプロセス技術に対応した車載IC向け不揮発メモリIPコアを開発したと発表した。使用温度範囲は−40〜125℃で、車載用電子部品の信頼性規格「AEC-Q100」のGrade-1に準拠している。
開発した不揮発メモリIPコアは、大手ファウンドリーの0.18μmミックスドシグナル1.8/5Vプロセスおよび、0.18μm BCDプロセスに対応している。いずれも車載や産業用途向けに広く用いられている製造プロセスで、新たな工程を追加する必要はないという。
開発した不揮発メモリIPコアは、1000回以上の書き換えが可能(MTP)な製品で、プログラムのアップデートを必要とする用途などに適している。今回は容量が最大32kバイトのメモリIPコアで信頼性試験を行ったが、順次製品群を拡張していく計画である。
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