高速デジタル800Gテストソリューションを拡充:データセンターの電力効率を改善
キーサイト・テクノロジーは、データセンターの電力効率を向上させる「高速デジタル800Gテストソリューション」のポートフォリオを拡充した。
キーサイト・テクノロジーは2022年2月、データセンターの電力効率を向上させる「高速デジタル800Gテストソリューション」のポートフォリオを拡充したと発表した。
「高速デジタル800Gテストソリューション」のイメージ 出所:キーサイト・テクノロジー
高速デジタル800Gテストソリューションは、次世代データセンター技術の開発を加速させるため、2020年12月に発表した。垂直共振器型面発光レーザー(VCSEL)やフォトダイオード、変調器ドライバー、相互インピーダンス増幅器(TIA)および、物理層(PHY)チップなど、さまざまな光トランシーバーモジュールやコンポーネントの性能を検証することができるという。
新たに追加したのは、マルチモードインタフェースに対応する設計および検証ソリューション。米国電気電子学会(IEEE)が定義する規格に準拠した400Gおよび800Gの設計検証をサポートする。
具体的には、光コンポーネントアナライザー「N4373E」によるマルチモードコンポーネント特性評価、最大64Gbaudのデータレートに対応するマルチモード光/電気クロックリカバリーソリューション「N1077B」を用いたコンフォーマンスと相互運用性の検証、レイヤー1マルチポートテストソリューション「A400GE-QDD」および「G800GE」を用いたトランシーバーモジュールの性能評価、などが可能となる。
- 最大512物体を模擬! 車載レーダーエミュレーター
Keysight Technologies(日本法人:キーサイト・テクノロジー)は2021年12月20日、車載用ミリ波レーダーセンサーシステムのテスト環境として、512個のオブジェクト(物体)を疑似再現できるレーダーシーンエミュレーターを発表した。
- MIPI A-PHYやASA向けテストソフトウェアを発表
キーサイト・テクノロジーは、車載向け高速インタフェース(SerDes)である、「MIPI A-PHY」や「Automotive SerDes Alliance(ASA)」規格に準拠した物理層の設計検証を行うためのソフトウェア「トランスミッター/チャネル・テストアプリケーション」および、「テスト用アダプター」を発表した。
- サイバーセキュリティは「攻撃者視点の対策を」、キーサイト
2020年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行(パンデミック)で世界が混乱に陥る中、サイバー犯罪も猛威を振るった。こうした攻撃は2021年も続くと見られ、企業はより有効なセキュリティ対策が求められている。今回、キーサイト・テクノロジー(以下、キーサイト)が、サイバー犯罪の現状や企業のセキュリティ対策の課題解決に向けた、同社の最新セキュリティソリューションについて説明した。
- 車載・産業用バッテリーパックのテスト装置を発表
キーサイト・テクノロジーは、車載や産業用途に向けたバッテリーパックのテストシステム「Scienlab SL1700A」シリーズを発表した。SiC(炭化ケイ素)技術を採用し、最大1500Vの高電圧バッテリーパックに対応する。
- 5G向けスペアナ、110GHz帯対応で解析帯域幅は最大4GHz
キーサイト・テクノロジー(以下、キーサイト)は2021年5月24日、スペクトラムアナライザー(スペアナ)の新製品「N9042B UXAシリーズ」を発表した。キーサイトは2016年にスペアナを一新し、「Xシリーズ シグナル・アナライザー」として5種類のシリーズを展開している。今回の新製品は、その中でもフラグシップシリーズとなる「UXAシリーズ」の最新製品となる。
- リモート測定を容易にする小型オシロなど4種を発表
キーサイト・テクノロジー(以下、キーサイト)は2021年3月16日、教育機関での実験や小規模のR&Dをターゲットとするエントリーレベルのベンチトップ型計測器シリーズ「Smart Bench Essentials(SBE)」を発表した。帯域50MHzのオシロスコープ、5.5桁のDMM(デジタルマルチメーター)、3出力のDC電源、23種類の波形を生成可能なファンクションジェネレーターという4種類の計測器と、ソフトウェア「PathWave BenchVue」で構成されている。
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