この記事は、2023年7月24日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン 」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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2023年7月19日、第169回芥川龍之介賞(芥川賞)の受賞作が発表されました。受賞したのは市川沙央さんの「ハンチバック」。主人公は筋疾患である先天性ミオパチーで背骨が湾曲していて、人工呼吸器と電動車椅子を利用してグループホームで生活する重度障害者の女性です。タイトルのハンチバック(hunchback)とは背骨が曲がっている人のことだそうです。
作者の市川さん自身も主人公と同じ病を患う重度障害者で、受賞作は当事者としての経験を反映したものでもあります。記者会見では「重度障害者の受賞がどうして初めてなのか考えてもらいたい」と投げかけました。
作中では健常者中心の社会構造への皮肉や批判がユーモラスにつづられていて、はっとする部分が多くあり、体とテクノロジーの関係についても考えながら読みました。
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自覚した「便利さ依存」、でも戻れない
友人とのやり取りにも好きなアイドルの情報収集にも、買い物メモにまで使ってきたのです。
野口聡一さんが宇宙で感じた「生と死」、その近さ
2023年6月20日、インテルが主催するイベント「Intel Connection 2023」に参加しました。宇宙飛行士の野口聡一氏らが登壇した基調講演の中で、特に印象に残った死生観やサステナビリティに関する部分を実際の会話に近い形でご紹介します。
見える世界を広げるために
2023年5月15日からEE Times Japan/EDN Japan編集部に配属となりました、新入社員の浅井と申します。エレクトロニクス領域について学ぶことで自分の世界が広がっていくことが素直にとても楽しみです。そして読者の皆さまにもそう思っていただけるメディアを作れるよう、頑張ります。
目の動きから心の動きを読み取る、NTTの研究
NTTコミュニケーション科学基礎研究所は「NTTコミュニケーション科学基礎研究所オープンハウス2023」のメディア向け内覧会で、細かな目の動きによるマインドリーディングの研究成果を展示した。遠隔操作でも柔らかく動くロボット、複数の話題が混ざった音声から興味のあるものを抽出する技術なども併せて発表された。
診断時間を10分の1に、AIで心電図解析
カルディオインテリジェンスは、「Medtec Japan 2023」(2023年4月19〜21日、東京ビッグサイト)に出展し、心電図解析ソフトウェア「SmartRobin AIシリーズ」を展示した。
AIで「救急医療の死亡率25%減」を目指す新興企業
TXアントレプレナーパートナーズは2023年2月16日、成長が期待される国内の技術系スタートアップの認定式および講演会を開催した。本稿では、認定された6社のうち2社を紹介する。
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