米国半導体工業会によると、2024年5月の世界半導体売上高は前年同月比19.3%増の491億米ドルだったという。前月比でも4.1%増の成長となった。
米国半導体工業会(SIA:Semiconductor Industry Association)は2024年7月5日(米国時間)、2024年5月の世界半導体売上高が前年同月比19.3%増の491億米ドルになったと発表した。
2024年5月の世界半導体売上高は、前月比でも4.1%増の成長となった。SIAの社長兼CEO(最高経営責任者)であるJohn Neuffer氏は、「2024年の世界半導体売上高はこれまで各月で成長を続けていて、5月には2022年4月以来最大の伸びを見せた。特に米州では力強い成長を遂げ、前年同月比で43.6%増となった」とコメントしている。
2024年5月の世界半導体市場を地域別でみると米州が前年同月比43.6%増、中国が同24.2%増、アジア太平洋/その他が同13.8%増と成長した一方、欧州は同9.6%減、日本は同5.8%減となった。前月比では米州が6.5%増、中国が5.0%増、アジア太平洋/その他が3.0%増、日本が1.6%増となったが、欧州は1.0%減のマイナス成長となった。
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