2024年9月12日(米国時間)、マサチューセッツ工科大学で第34回「イグ・ノーベル賞」の授賞式が開催されました。日本勢からは、大阪大学や東京医科歯科大学で教授を務める武部貴則氏らの研究グループが、哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組みを発見したとして「生理学賞」を受賞しました。
この記事は、2024年9月24日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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2024年9月12日(米国時間)、マサチューセッツ工科大学(MIT)で第34回「イグ・ノーベル賞」の授賞式が開催されました。
日本勢からは、大阪大学や東京医科歯科大学で教授を務める武部貴則氏らの研究グループが、哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組みを発見したとして「生理学賞」を受賞しました。
研究では、肺による呼吸が難しい状態になったブタやマウスなどに対し、大量の酸素を溶かした液体をお尻から注入すると、血中の酸素が増えることを発見しました。同研究グループは、この手法を「腸換気(EVA)法」と名付け、2021年6月に国際科学誌「Med」で発表していました。
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