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「発明は必要の母」 現代に通じるカシオ創業者の発明哲学電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記

カシオ計算機の創業者の1人である樫尾俊雄氏の発明品を展示した「樫尾俊雄発明記念館」に行ってきました。

» 2025年03月31日 12時30分 公開
[浅井涼EE Times Japan]

 この記事は、2025年3月31日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。

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「発明は必要の母」 現代に通じるカシオ創業者の発明哲学

 ことし2025年、カシオ計算機(以下、カシオ)の電卓事業が60周年を迎えるそうです。先日、60周年プロジェクトの企画発表会が開催されました。企画発表会の内容は改めて記事で紹介しますが、その内容と同じくらい印象に残ったのは会場だった「樫尾俊雄発明記念館」でした。

 樫尾俊雄氏はカシオを創業した「樫尾四兄弟」の次男で、世界初の小型純電気式計算機「14-A」やカシオ初の腕時計「カシオトロン」、カシオ初の電子キーボード「カシオトーン201」など、現在のカシオとエレクトロニクス業界につながる製品を多く生み出した発明家です。樫尾俊雄発明記念館は同氏の発明の拠点でもあった東京都世田谷区の私邸を、本人や後続の技術者たちの発明品を展示する記念館にしたもの。予約のうえで見学することができます。

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