アプライド マテリアルズ(AMAT)は、GlobalFoundries(GF)と戦略的提携を行った。GFのシンガポール拠点で、AR(拡張現実)グラスに向けた最先端のウェーブガイド(導波管)を製造する。
アプライド マテリアルズ(AMAT)は2025年9月、GlobalFoundries(GF)と戦略的提携を行うと発表した。GFのシンガポール拠点でAR(拡張現実)グラスに向けた最先端のウェーブガイド(導波管)を製造する。
今回の提携は、材料からセンサーやインテグレーション、組み立て、検査および、アプリケーションといったあらゆる分野で、シンガポールにおけるフォトニクスの進化を加速させるとみられている。
AMATのバイスプレジデント兼ジェネラルマネジャーでCTOオフィスのフォトニクスプラットフォームビジネスを担当するPaul Meissner博士は、「ARグラスを実現する技術としてフォトニクスの重要性が高まっている。GFとの協業でマテリアルズエンジニアリングにおける当社のリーダーシップがさらに拡大し、高度に統合されたディスプレイテクノロジーを実現するだろう」とコメントした。
また、GFのシニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネジャーで、APACマニュファクチャリングおよびシンガポール事務所を担当するYew Kong Tan氏は「当社の半導体製造ノウハウとAMATのマテリアルズエンジニアリング技術を組み合わせ、次世代デバイスの採用を推進・拡大するためのテクノロジーソリューションを提供していく」とコメントした。
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