突然のマイコンEOL…… 置き換えの難所「要件定義」を2週間で代行:準備は既存のソースコードだけ(2/2 ページ)
同サービスは「EdgeTech+ AWARD 2025」でAI設計支援 優秀賞を受賞した。講評によると、審査委員会は「案件数が多く市場性が確実なEOL対応領域において、成果の起点となる要件定義を短期間で整流化する価値を高く評価した」という。
今後はこれに加え、当時のソースコードを整理して読みやすく書き換えるリファクタリングサービスの立ち上げも視野に入れる。ソースコードを読みやすくした上で振る舞いが一致することも確認して納品するというもので、これによって要件定義以降の顧客が担う置き換え開発もスムーズに進められる。
リファクタリングサービスの概要[クリックで拡大] 出所:ミラクシア エッジテクノロジー
位置ずれ歓迎! 「走行中にすれ違うだけ」のワイヤレス給電システム
半導体やソフトウェアの受託開発を手掛けるミラクシアエッジテクノロジーは「TECHNO-FRONTIER 2025」(2025年7月23〜25日、東京ビッグサイト)にて、ドローンや自動搬送機の機体が給電スポットと「すれ違うだけ」で給電できるワイヤレス給電ソリューションを紹介した。急速給電が可能な電気二重層キャパシター(EDLC)を用い、通常と異なる給電方式を採用したことで走行しながらの給電を実現している。
「EdgeTech+ 2025」注目はフィジカルAI NVIDIAのロボティクス講演も
「EdgeTech+ 2025」が2025年11月19〜21日、パシフィコ横浜で開催される。主催するJASAは同年11月5日にプレス発表会を開催し、注目セッションやEdgeTech+ AWARD 2025の受賞社などを紹介した。
ルネサス、25年通期は減収予想 開発基盤「Renesas 365」は年内ローンチへ
ルネサス エレクトロニクスは2025年10月、2025年12月期第3四半期(7〜9月)の業績(Non-GAAPベース)を発表した。売上高は前年同期比3.2%減、営業利益は同48億円増だった。通期での売上高は前年比3.0%減、営業利益率は同1.0ポイント減と予想する。
Infineonが車載RISC-Vマイコンをアピール 「日本のティア1は特に関心が高い」
Infineon Technologiesの日本法人であるインフィニオン テクノロジーズ ジャパンは2025年9月30日、日本の顧客向けに「RISC-Vマイコンと車載アプリケーションの未来:インフィニオンのビジョンとエコシステムの構築」と題したセミナーイベントを開催。自動車メーカーやティア1メーカーなどの関係者が集まった。
22nmプロセス採用でMRAM内蔵、ルネサスがエッジAI特化の新マイコン
ルネサス エレクトロニクスはハイエンドマイコンの新製品「RA8P1」を発売した。「マイコンでエッジAI」というニーズに応えるもので、1GHz動作の「Arm Cortex-M85」と250MHz動作の「Cortex-M33」のデュアルコアによって「業界最高クラス」(ルネサス)だという7300CoreMarkのCPU処理性能を実現したほか、ArmのNPU「Ethos-U55」を搭載している。
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