2025年8月に開催された「FMS」の講演を紹介するシリーズ。今回はメモリとストレージの市場アナリストとして知られるJim Handy氏の講演を前後編でご紹介する。
2025年8月5〜7日(米国時間)に、半導体メモリとストレージに関する世界最大のイベント「FMS(the Future of Memory and Storage)」が米国カリフォルニア州サンタクララで開催された。「FMS」はキーノート講演や一般講演、展示会などで構成される。リアル参加のみのイベントであり、オンライン参加はできない。
このほど、キーノート講演のビデオと一般講演のスライドがFMSの公式Webサイトで公開された。数多くある一般講演の中から、半導体メモリの市場動向と技術動向を著名なアナリストが解説した概要を、本コラムの第291回からシリーズでご紹介している。なお本記事は講演スライドの内容をご報告しているので、講演の詳細とは一致しないことがある。あらかじめご了承されたい。
本シリーズの前回は、市場調査会社TrendForceのアナリストをつとめるEllie Wang氏のHBM市況に関する講演概要をご報告した。
今回は、メモリとストレージの市場アナリストとして知られるJim Handy氏の講演を前後編でご紹介する。講演タイトルは「起こりつつある11個の重要な変化(Eleven Crucial Changes Coming)」であり、メモリとストレージの全体を総括した内容となっている。
以下は11個のキーワードの中から、Handy氏がある程度の説明を加えた項目だけに絞っていく。始めは1番の「ストレージ技術とメモリ技術の進化(Evolving storage and memory technologies)」である。この分野は数多くの異なる進化があり、むしろ多すぎて開発リソースの配分が難しくなっていると、やや皮肉な見方を示していた。
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