10BASE-T1SイーサネットPHYであるDP83TD555J-Q1は、MAC(メディアアクセスコントローラー)を内蔵し、ナノ秒単位の時刻同期や、PoDL(Power over Data Line)機能を提供する。車両のエッジにおけるイーサネットの導入を加速するとともに、ケーブルの設計をシンプルにできる。自動車では、自動運転の実現やADASの高性能化に向け、センサーなどの搭載数が増加していることから、車載ネットワークとしてイーサネットを利用することが注目されている。さまざまな通信速度があり拡張性が高い、自動車のエッジデバイス同士をつなぐ際もプロトコル変換がいらないといった利点があるからだ。一方でTIは「イーサネットは車載ネットワークの全てを置き換えるわけではない」と述べる。「CANやLINといった既存の車載ネットワークには、低コストで効率がよい、アーキテクチャがシンプルといった利点がきちんとある。自動車のエッジノードは多数あるので、それぞれに適したネットワークが使われていくようになるのではないか」
「CANの置き換え狙う」 クルマをイーサネット化するADIのE2B技術
車載レーダーを安価で小型に、TIのLiDARレーザードライバー
ソニー・ホンダモビリティが次世代「AFEELA」を初公開、28年以降に米国投入へ
SiTimeはルネサスのタイミング事業を手に入れるのか
チップ分解で20年をたどる 「万華鏡」のように変化し続ける半導体業界
半導体企業が勃興するインド 狙いはアナログ/パワーCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング