NXP Semiconductors(以下、NXP)は「NexTech Week【春】 AI・人工知能EXPO」(2026年4月15〜17日、東京ビッグサイト)の「小さく始めるAIパビリオン」に出展し、買収した米Kinara製ディスクリートNPUを使ったVLM、LLMのエッジシステムなどを展示した。
NXP Semiconductors(以下、NXP)は「NexTech Week【春】 AI・人工知能EXPO」(2026年4月15〜17日、東京ビッグサイト)の「小さく始めるAIパビリオン」に出展し、ディスクリートNPU(Neural Processing Unit)「Ara240」を用いたエッジの大規模言語モデル(LLM)、視覚言語モデル(VLM)などを展示した。
NXPは2025年に米国のエッジAIチップスタートアップであるKinaraを買収し、同社のディスクリートNPUをNXPブランドとして展開している。Ara240は2026年4月に評価ボードの販売を開始した新製品で、NXPの担当者によると「世界中で想像を超える引き合いがあり、発売後すぐに在庫がなくなった」という。
展示されていたVLMは、カメラで撮影した風景を解析し、テキストで説明してくれるエッジシステムだ。Ara240とNXPのプロセッサ「i.MX 8M Plus」で構成されていて、画像処理をi.MX 8M Plus、AI解析や推論をAra240で行う。
LLMは市販のAD-Link製産業用PCにAra240を追加して動作するもの。「NXPのプロセッサと組み合わせてもらうのが理想だが、手持ちのPCにAI機能を追加したい、というニーズも高い。本展示では、Ara240を市販PCにアドオンするだけでAI機能が使えることを示している」(NXP担当者)
「NXPではかねてAIエンジンの『Neutron NPU』を展開しているが、小型省電力に重点を置くなど、Kinaraとは別の強みがある。今後はウェアラブル機器などにはNeutronを展開しつつ、高パフォーマンス製品にはAra、またはAra内蔵プロセッサを展開するなど、NeutronとAraの二刀流でAIソリューションを進めていきたい」(NXP担当者)
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