先端半導体パッケージ向け感光性ポリイミドフィルム、旭化成 : 新たなフィルムプロセスを提案
旭化成は、AI半導体デバイスなど先端半導体パッケージに向けた「感光性ポリイミドフィルム」を開発した。半導体パッケージのさらなる大面積化や配線の微細化および多層化といったニーズに応えていく。
旭化成は2026年5月、AI半導体デバイスなど先端半導体パッケージに向けた「感光性ポリイミドフィルム」を開発したと発表した。半導体パッケージのさらなる大面積化や配線の微細化および多層化といったニーズに応えていく。
感光性ポリイミドフィルムの外観[クリックで拡大] 出所:旭化成
旭化成は、感光性ポリイミド「パイメル」や感光性ドライフィルム(DFR)「サンフォート」といった電子材料を手掛けている。新開発の感光性ポリイミドフィルムは、これらの電子材料で培った技術や強みを生かして開発した。半導体パッケージ向け再配線層や、パッケージ基板向け絶縁層としての適用を見込む。
感光性ポリイミドフィルムを用いるフィルムプロセスは、パネルの大型化に対応できる。このため、市場拡大が見込めるパネルレベルパッケージング(PLP)の分野においても、生産性や歩留まりの向上が期待できるという。
旭化成は今後、開発品と1.0μm幅の回路を形成できるサンフォートTAシリーズあるいは、開発品と高アスペクト銅ピラーを形成できるサンフォートCXシリーズを組み合わせたソリューションなどを提案していく。
感光性ポリイミドフィルムとサンフォートTAシリーズによる再配線層断面図[クリックで拡大] 出所:旭化成
旭化成、AlN基板によるUVC LED事業を終了
旭化成は2026年3月26日、深紫外線(UVC)LED事業の終了を発表した。子会社である米Crystal ISのAlN基板技術を応用した事業を行ってきたが、今後の事業性など総合的に検討した結果、終了に至ったという。
2μm帯赤外線レーザー発振に成功、AKMら
旭化成エレクトロニクス(AKM)と京都大学の研究グループは、光源構造を最適化したことで、2μm帯赤外線フォトニック結晶レーザー(PCSEL)の発振に成功した。生体内物質の非侵襲センシングなど、従来技術では対応が難しかった用途に提案していく。
AKM、2020年火災で停止中の延岡LSI工場を譲渡 旭有機材の新拠点に
旭化成エレクトロニクス(AKM)は2025年12月24日、同社が所有する宮崎県延岡市のLSI製造工場施設(以下、延岡工場)を、旭有機材に譲渡することを発表した。2020年の火災以降、生産停止していた施設で、旭有機材は新たな生産拠点として整備し、半導体製造装置向け小型精密バルブ「Dymatrix」の生産などに使用する。
AlN適用のUV-Cレーザーダイオード実用化へ 旭化成がULTEC設立
旭化成は、旭化成発スピンアウトベンチャー「ULTEC(ウルテック)」を設立した。窒化アルミニウム(AlN)を用いた超ワイドギャップ半導体技術をベースに、名古屋大学の天野・本田研究室と共同研究してきた「深紫外線レーザーダイオード(UV-C LD)」などの早期実用化と市場拡大を目指す。
EV用電子ヒューズ技術、充電器などの安全性を大幅向上させる可能性
旭化成エレクトロニクス(AKM)と Silicon Austria Labs(SAL)は、SiCベースのパワーデバイスを搭載するEVシステムに向けた「eFuseシステム」の技術検証に成功した。車載用充電器などの安全性を大幅に向上させ、メンテナンスコストの削減を可能にする。
ホンダと旭化成、電池用セパレーター生産で協業
本田技研工業(ホンダ)は、カナダにおける車載バッテリー用セパレーターの現地生産について、旭化成と協業をすることで基本合意した。2024年中にも合弁会社の設立を目指す。
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