Thingsquareも、IoTをけん引する革新的な技術開発を手掛けている。
同社は、低消費電力デバイスやマイコンをインターネットに接続することができるソースコードを開発した。もちろん、デバイスは無線LANに対応していることが不可欠だが、コードをダウンロードするだけで、極めて簡単にプロトタイピングを実行できるという。
また同社は、クラウドサービスとともにオンライン開発環境も提供している。これを利用すれば、ユーザーは、ファームウェアをアップデートすることが可能だ。また、デバイスを接続することにより、大規模なメッシュネットワークを構築できるという。2つのデバイス間の距離は最大で1kmだが、必要に応じてさらに延長することも可能だ。
一度導入すれば、デバイスだけでなく、スマートフォンのアプリなどについても、バックエンドサーバーに常時接続されている状態を維持できるという。現在のところ、TIのマイコン「MSP430」やワイヤレスネットワークプロセッサ「CC2538」、Freescale Semiconductorのマイコン「MC13224V」といった人気の高い製品をサポートしていて、IEEE802.15.4や、6LoWPAN(IPv6 over Low power Wireless Personal Area Networks)などに準拠するという。
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