三菱電機は2015年4月に、シーケンサー(プログラマブルコントローラ)や表示器及び関連製品の開発/製造を、名古屋製作所に統合することを決めた。
三菱電機は2015年1月、シーケンサー(プログラマブルコントローラ)や表示器及び関連製品の開発/製造を名古屋製作所に統合すると発表した。事業運営を一元化することで、製品競争力を強化するのが狙い。2015年4月に統合する予定。
三菱電機は、大型シーケンサーや表示器を名古屋製作所で、小型シーケンサーと表示器については姫路製作所で、それぞれ開発と製造を行ってきた。2か所の開発拠点を統合することにより、製品仕様の共通化とコア技術の融合を図る。具体的には、シーケンサー「MELSEC」シリーズ、表示器「GOT」シリーズの製品仕様を共通化することで、統一プラットフォームでの開発と、産業用ネットワーク「CC-Link IEフィールドネットワーク」製品などの開発を加速する。
製造拠点の統合については、生産とエネルギーの「見える化」を実現する「e-F@ctory」導入工場でもある名古屋製作所で一貫生産することにより、生産性や品質のさらなる向上を目指す。
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三菱電機、2020年度売上高5兆円/営業利益率8%以上の新経営目標を発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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