Apple新本社の魅惑的な外観についてはこれくらいにしておこう。ドローンを使ったアマチュアのビデオ撮影者にも敬意を表したい。ここからは、Appleの開発ロードマップに注目していく。
台湾の証券会社であるKGI Securitiesでアナリストを務めるMing-Chi Kuo氏は、最近発表したリポートの中で、Appleが自社開発のSoC「Aシリーズ」を、「iPhone」と「iPad」同様、「Macintosh(マッキントッシュ)」にも搭載するとの見方を明らかにしている。これまでにも多くの人々が、これと同じような臆測を耳にしたことがあるのではないだろうか。しかしこの話題に関して、アナリストから詳細な報告が発表されたのは今回が初めてだ。
リポートには、Aシリーズの開発ロードマップと、どこに製造を委託するかについても記載されている。大半がTSMCとSamsung Electronicsだが、14nmプロセスのFinFETについては、GLOBALFOUNDRIESの名前も見える。さらに、QualcommとIntelの名前も挙がっている。
この表が正しいかどうかは、時期が来れば分かるだろう。
【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】
Appleのプロセッサ「Aシリーズ」の系譜
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