では、今回の前後編をまとめます。
【1】女性は、ダイエットの失敗に対して、自罰的な傾向がある。
【2】女性は「スタイル(ベクトル量)」に興味があるのに対して、男性は「体重(スカラー量)」にしか興味がない。
【3】女性の約半数は『部分痩せ』『順番痩せ』に興味があるのに対して、男性の興味は皆無である。
【4】『部分痩せ』は不可能であり、また『順番痩せ』も存在しない。人間の体は、体中の脂肪の比率に応じて、均等に痩せて、均等に太るだけである。
【5】『順番痩せ』は、女性特有の部位(乳房)の形状と、女性特有の着衣(ブラジャーとスカート)によって引き起こされる「錯覚」である。
ちなみに今回の解析結果の話をしたところ、嫁さんや二人の娘たちは、ものすごい嫌悪感を示しています。
―― パパのやっていることって、数学を装った、セクハラだよね
と言われています。
大変不本意です。
「部分痩せ」「順番痩せ」を論考するのに、2週間以上も苦悩してきた夫や父に対して、この冷たい態度。「真理の求道者に対して、常に世間は冷たい」を、私は、今、痛感しております。
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