NTTは、作製した114チャンネルを有する光ファイバーが、実際の超大容量伝送への適用性を有するかどうかの確認も実施。最新のQAMデジタルコヒーレント伝送技術と入射端で114のチャンネルに異なる光信号を合波し、出射端で114のチャンネルからの光を分波する光ファイバー型のFan-In・Fan-Outデバイスを用い、各チャンネルの伝送品質を評価を行った。その結果、「114全てのチャンネルについて伝送限界を上回る良好な大容量伝送が行えることを確認した」(NTT)。
3者では、「作製した光ファイバーを用いることで、将来的にはハイビジョン映画数千本の情報を1秒で転送するようなことも可能になる。今後のデータ通信量の増大に伴い必要とされる数ペタビットから、その1000倍となるエクサビットにも対応可能な信頼性の高い光ファイバーに実現の道がひらけた。2020年代の実用化を目指す」としている。
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