創業者の佐藤国亮氏は、大学時代に上京すると、クルマ中心の生活から電車と徒歩の生活に変わったという。その結果、行動範囲が狭まり、長時間歩くことも苦痛になった。そのため、クルマを携帯するという「Car in your bag」のアイデアを思い付き、5年前から独自のソフトウェア開発を始めた。2015年には多くの報道機関が取り上げ、話題を呼んだ。EE Times Japanでも、2015年8月に「「WalkCar」は乗り物の概念を変える?」で取り上げている。当時は、最高時速が10kmで、3時間の充電で最大12kmを走行できるとしていた。
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