MIPSコンピュータをめぐる栄枯盛衰 : 電子ブックレット
アイティメディアがモノづくり分野の読者向けに提供する「EE Times Japan」「EDN Japan」「MONOist」に掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、MIPSアーキテクチャの歴史について、深い関わりがある日本企業のエピソードを交えて振り返ります。
アイティメディアがモノづくり分野の読者向けに提供する「EE Times Japan」「EDN Japan」「MONOist」に掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、MIPSアーキテクチャの歴史について、深い関わりがある日本企業のエピソードを交えて振り返ります。
RISCプロセッサの命令セットアーキテクチャである「MIPS」。そのMIPSを採用したワークステーションの開発には、日本企業も深く関わった、栄枯盛衰の歴史がある。【著:石井正純(AZCA)】
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MIPSの行方、生き残りの道はあるのか
Imagination Technologiesは、MIPS事業を、米国資本のTallwood Venure Capitalに売却することを発表した。「MIPSは旧式のアーキテクチャ」という見方が強い中、生き残りの策はあるのだろうか。
MIPSコアは中国の手に渡るのか
Imagination Technologiesが、同社の売却について、2つの投資ファンドと合意したと発表した。このうち1つは、中国資本の米Canyon Bridge Capital Partnersである。中国メーカーは長年にわたり、MIPSアーキテクチャを使用してきたが、今回の買収によってついに中国がMIPSを手に入れるのだろうか。
新MIPSコア、Mobileyeの「EyeQ5」に搭載へ
Imagination Technologies Groupが、64ビットのCPUコア「MIPS I6500-F」を発表した。同社は2017年5月に、MIPS事業を売却する方針と発表していて、今回の新製品はImaginationにとって重要な鍵を握るものとなりそうだ。
AppleがImaginationのGPU使用を停止、2年以内に
GPUコア「PowerVR」を手掛けるImagination Technologiesは、Appleから、今後15カ月〜2年以内に、技術利用を停止するとの通達を受けたことを明らかにした。Appleは将来的に、独自に開発したGPUを同社のモバイル機器に搭載するとみられている。
Imaginationが身売りへ、Appleの取引停止宣告余波
AppleからGPUコアの技術利用停止の通達を受けたImagination Technologiesが、全社売却を決定した。Appleの通達を受けたとImaginationが発表してから、わずか2カ月後のことだ。
ハードウェア仮想化やセキュリティ技術を提案
イマジネーションテクノロジーズは、「Embedded Technology 2016」「IoT Technology 2016」で、「ハードウェア仮想化」機能などを装備した最新のMIPSコア技術や、次世代SoCのセキュリティ技術「OmniShield」などを紹介した。
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