横河計測、AQ2200用センサーモジュールを発売:測定時間を100マイクロ秒に短縮
横河計測は2020年7月、光通信関連機器向けマルチアプリケーションテストシステム「AQ2200」シリーズ用のセンサーモジュールとして2モデルを発売した。
横河計測は2020年7月、光通信関連機器向けマルチアプリケーションテストシステム「AQ2200」シリーズ用のセンサーモジュールとして2モデルを発売した。
新製品は、1台の高速光パワーメーターを搭載したセンサーモジュール「AQ2200-212」と、2台の高速光パワーメーターを搭載したデュアルセンサーモジュール「AQ2200-222」である。フレームコントローラ「AQ2211」に組み込むことで、半導体レーザーや光トランシーバー、光ファイバーなどの生産ラインで、光の特性評価を行うことができる。
特に新製品は、測定時間を100マイクロ秒に短縮した。これにより、生産ラインでのテスト時間を短縮し、検査工程の作業効率を改善することができる。また、AQ2200-212は受光パワーをアナログ電気信号で出力できるため、パワーの変動を高速に監視できるという。
新製品は850/1310/1550nmなど光通信に用いられる波長帯を1台でカバーする。しかも、+15dBmの出力光まで測定可能である。さらに、光部品のI-L特性(駆動電流対光パワー特性)測定においても、新製品は連続で測定できるパワーの範囲を約30dBに拡大しており、I-L特性を高速かつシームレスに測定することができる。
手前左からAQ2200-212とAQ2200-222、奥はフレームコントローラ「AQ2211」。
価格(税別)は、AQ2200-212が最低39.3万円、AQ2200-222は最低59.6万円となっている。
- 電力計1台で電力値と波形データを連続同期測定
横河計測は2020年3月6日、プレシジョンパワーアナライザーのフラグシップモデル「WT5000」に、電力値と波形データの連続同期測定を実現する「データストリーミング機能」オプション(DSオプション)を追加した。高精度に確度保証された電力値と各波形データを同時に解析することで、波形上の変化が電力パラメータにどのように影響するかについて、より詳細な分析が可能になる。
- テクシオ、AC/DC耐電圧・絶縁抵抗試験器を発売
テクシオ・テクノロジーは2020年7月下旬から、各国の安全規格に基づきAC/DC耐電圧と絶縁抵抗(IR)を測定するための試験器「GPT-12003」を販売する。試験容量は最大200VAである。
- エーディーシー、精度を高めた計測電源を発売
エーディーシーは、計測電源シリーズとして新たに、測定精度が高い電流電圧・電流源/モニター「6253」の販売を始めた。
- スペアナ統合の6GHz/8chオシロ、AIで異常信号検知
キーサイト・テクノロジーは2020年5月18日、ミドルレンジの新しいミックスドシグナルオシロスコープ「Infiniium MXRシリーズ(以下、MXRシリーズ)」を発表した。
- 調整不要のパルサー/システム・ソースメーター
テクトロニクスは、手動でチューニング作業をしなくても、正確なパルスを出力できるパルサー/システム・ソースメーター「2601B-PULSE型」を発表した。
- AI顔認識ソリューションで多人数の体温を同時検知
ザインエレクトロニクスグループのキャセイ・トライテックは、最大16人の体温を同時に非接触で検知できる「AI顔認識ソリューション」の出荷を、2020年第1四半期(1〜3月)から始めた。
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