2020年第2四半期(4〜6月)の世界半導体製造装置(新品)販売額は168億米ドルとなった。前期(2020年第1四半期)に比べ8%増加し、前年同期(2019年第2四半期)比では26%の増加となる。SEMIが発表した。
SEMIは2020年9月8日(米国時間)、2020年第2四半期(4〜6月)における半導体製造装置(新品)の世界販売額を発表した。前期(2020年第1四半期)に比べ8%増加し、168億米ドルとなった。前年同期(2019年第2四半期)に比べると、26%の増加である。
SEMIは日本半導体製造装置協会(SEAJ)と共同で、合計80社を超えるそれぞれの会員企業から提出されたデータを集計した統計レポート「世界半導体製造装置市場統計(WWSEMS)」を発行している。
同レポートによると、地域別に見た2020年第2四半期の半導体製造装置販売額は、中国が前期に比べ31%増加し45億9000万米ドルとなった。前期は販売額で台湾が最も大きい市場であったが、2020年第2四半期は中国が台湾を抜き首位となった。
韓国は、前期比33%増の44億8000万米ドルとなり、地域別販売額では中国に続く規模となった。前年同期比では74%増と大きく伸ばした。これに対し台湾は、前期比で13%減少し35億1000万米ドルとなった。日本は17億2000万米ドルである。前期に比べ3%の増加、前年同期比では25%の増加となった。
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