テクシオ・テクノロジーは、電力基本測定確度が±0.15%で、DCから最大100kHzの測定帯域幅を持つ単相2線式電力計「GPM-8310」の販売を始めた。
テクシオ・テクノロジーは2021年1月、電力基本測定確度が±0.15%で、DCから最大100kHzの測定帯域幅を持つ単相2線式電力計「GPM-8310」の販売を始めると発表した。
GPM-8310は、分解能16ビットでサンプリング周波数300kHzのA-Dコンバーターを内蔵。電圧や電流、周波数、有効電力、無効電力など25種類の項目を高い精度で測定することができる。電力量や電流量の積算測定機能も備えた。測定可能な定格入力レンジは600V/20A、最大許容入力は1000V/30Aである。
表示部には5型TFTカラー液晶を採用した。表示モードとして、10項目(メイン2項目とサブ8項目)の測定値と設定を表示する「標準モード」と、メインの4項目を表示する「シンプルモード」を選択できる。
また、取得した電圧や電流のデータから、電圧や電流、電力の波形をオシロスコープのように表示させることができる「グラフモード」、IEC61000-4-7に準拠した50次までの高調波解析を行い、グラフとして表示させる機能など、多彩な表示機能を搭載した。
この他、外部電流センサー端子を2系統、通信インタフェースとしてはRS-232CやUSB、LAN、GPIBを標準装備した。GPM-8310にDA4インタフェースを追加し、アナログ出力を可能にしたモデル「GPM-8310V1」も用意している。
価格(税別)は、GPM-8310が18万円、GPM-8310V1が20万5000円である。別売のオプションアクセサリーとして、テストフィクスチャー「GPM-001」(2万7000円)やラックマウントアダプター「GRA-422」(6000円)などを用意している。
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