TSMCは現在、「N5」プロセスノード適用製品の生産を順調に拡大しているところだが、それをさらに進化させた「N4」ノードの量産を2021年中に開始する予定だと発表した。また、N4よりもさらなる技術的飛躍を実現するとみられる「N3」ノードについても、2022年後半には量産を開始する計画だという。
この記事は、2021年11月15日発行の「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版11月号」に掲載している記事を転載したものです。
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TSMCは現在、「N5」プロセスノード適用製品の生産を順調に拡大しているところだが、それをさらに進化させた「N4」ノードの量産を2021年中に開始する予定だと発表した。また、N4よりもさらなる技術的飛躍を実現するとみられる「N3」ノードについても、2022年後半には量産を開始する計画だという。N3は、主要なプロセスノードからの飛躍を期待する顧客企業に対し、確実に性能向上を実現できる見込みだが、速度面では、TSMCが2020年に掲げていた野心的な目標を下回る他、密度の面でも目標には届かないようだ。
TSMCは2021年10月26日(北米向け)と27日(中国と欧州向け)にオンラインで開催したプライベートイベント「TSMC 2021 Online Open Innovation Platform Ecosystem Forum」において発表を行った。
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