半導体業界最大級の国際学会「ISSCC 2022」が、2022年2月20〜28日の日程で開催される。ISSCC 2022の投稿論文数は651本で、前年比で12.2%増加した。一方、採択論文数は200本、採択率は30.7%となり、例年に比べやや低くなっている。採択論文の割合を地域別で見ると、アジアが伸びていて全体の約50%を占める。
半導体業界最大級の国際学会「ISSCC 2022」が、2022年2月20〜28日の日程で開催される。当初、リアルとオンラインのハイブリッド開催を予定していたが、COVID-19のオミクロン株の感染が世界的に拡大していることから、オンラインのみの開催に変更された。
日本では2021年11月に記者説明会がオンラインで開催され、ISSCC 2022のトレンドと注目論文が紹介された。
ISSCC 2022の投稿論文数は651本で、前年比で12.2%増加した。一方、採択論文数は200本、採択率は30.7%となり、例年に比べやや低くなっている。採択論文の割合を地域別で見ると、アジアが伸びていて全体の約50%を占める。その後、北米の36%、欧州の14%と続く。国別では、前回に比べ韓国が11件増加、中国が9件増加、台湾が3件増加し、韓国の台頭が目立つ。
ISSCC 2022 Far-East Regional Vice Chairを務めるキオクシアの出口淳氏は、アジアが強い分野として、メモリ、イメージセンサー、医療/ヘルスケア用センサーインタフェース、ドメインスペシフィックプロセッサを挙げた。これらの分野では、アジアからの論文が、採択論文数の75%以上を占めている。
ISSCC 2022で発表される日本の論文(第1著者)は、計7件である。
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