この記事は、2022年1月24日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
※この記事は、「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。
先週、調査会社Gartnerが2021年の半導体メーカー別シェアランキング上位10社を表しました。
▼2021年世界半導体売上高ランキング、Samsungが首位に
上記、記事タイトルにもあるように、シェア首位の座が、IntelからSamsung Electronicsに代わりました。首位交代は2年ぶり。2017年、2018年とメモリ特需を背景に、SamsungがIntelから首位を奪ったものの、2019年はそれまでの反動でメモリ市況が低迷し、Intelが首位の座を奪還していましたが、再び2021年にSamsungが抜き返しました。
- 2021年世界半導体売上高ランキング、Samsungが首位に
Gartnerは2022年1月19日(米国時間)、2021年の世界半導体売上高の前年比25.1%増の5835億米ドル(速報値)になったと発表した。半導体メーカー別売上高ランキングは、Samsung Electronicsが前年比31.6%増の759億米ドルで、2018年以来初めてIntelから首位を奪還した。
- Intelがオハイオ州に新工場建設へ
Intelは2022年1月21日(米国時間)、米国オハイオ州に半導体製造工場を建設すると発表した。生産開始は2025年を予定している。まずは200億米ドルを投資するが、投資額は1000億米ドルにまで拡大する可能性がある。
- 半導体業界 2022年の注目技術 ―― 電子版2022年1月号
「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版」の2022年1月号を発行しました。今号のEE Exclusive(電子版限定先行公開記事)は、『半導体業界 2022年の注目技術』です。ダウンロードは無料です。ぜひ、お読みください。
- ハードランディングは何としても避けたい ――続・2022年半導体市況展望
今後の半導体市況について語るのは無謀かもしれないが、着目すべき点や留意事項などについて、整理しておくことはそれなりに意味があるだろう。ここでは、いくつか気になる記事やデータを参照しながら、コロナ禍における影響について考察してみたいと思う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.