アンリツは、5G(第5世代移動通信)やLTE(Long Term Evolution)端末/モジュールの妨害波試験に必要な、妨害波形を生成するためのソフトウェアを開発、販売を始めた。
アンリツは2022年1月、5G(第5世代移動通信)やLTE(Long Term Evolution)端末/モジュールの妨害波試験に必要な、妨害波形を生成するためのソフトウェアを開発、販売を始めた。
開発した「妨害波発生用ソフトウェア」は、アンリツ製のベクトル信号発生器「MG3710E」に組み込んで利用する。同ソフトウェアで生成される妨害波は、SuB-6GHz帯の5GやLTE端末/モジュールの受信感度やスループット試験に用いられる3GPP規格に準拠している。生成される妨害波の波形パターンは2種類で、5G NR受信試験用妨害波波形パターン「MX371055A」と、LTE受信試験用妨害波波形パターン「MX371054A」である。
アンリツ製のラジオコミュニケーションテストステーション「MT8000A」やラジオコミュニケーションアナライザー「MT8821C」と、妨害波発生用ソフトウェアを搭載したMG3710Eを組み合わせて用いれば、3GPP規格に沿ったRF認証試験の必須評価項目である妨害波試験を容易に行うことができるという。
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