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NXP、5G向けのRX FEMとプリドライバーを発表通話品質と通信速度の向上を実現

NXP Semiconductorsは、5G(第5世代移動通信)ネットワークのカバレッジ拡大と性能改善に向けたRXフロントエンドモジュール(FEM)「BTS7202」とプリドライバー「BTS6403/6305」を発表した。

» 2022年09月21日 13時30分 公開
[馬本隆綱EE Times Japan]

32T32R無線子局向けパワーアンプソリューションを補完

 NXP Semiconductorsは2022年9月、5G(第5世代移動通信)ネットワークのカバレッジ拡大と性能改善に向けたRXフロントエンドモジュール(FEM)「BTS7202」とプリドライバー「BTS6403/6305」を発表した。

 高出力のBTS7202と、チャネル当たり最大20Wの5GマッシブMIMO向けBTS6403/6305は、NXPが提供する32T32R無線子局向けパワーアンプソリューションを補完する製品。独自のSiGeプロセスを用いて製造する。消費電流が小さく運用コストの削減が可能になる。

5Gネットワークのイメージ 出所:NXP

 BTS7202は、送信部品からのパワーリークを、最大20Wまで処理できるスイッチを内蔵した。BTS6305はバランを内蔵しており、コストの削減が可能である。

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