この記事は、2022年9月26日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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ここ最近になり、メモリを筆頭に急激に半導体市場が落ち込んできたことがメーカーの発表やアナリストの分析などで明らかとなってきましたが、近年、力強く成長を続けてきたCMOSイメージセンサー(CIS)についても2022年、13年ぶりのマイナス成長に転ずるという予測が出てきました。また、同市場トップの地位を守るソニーもシェアを落としたとする市場調査会社の発表も。大きな動きを見せるCIS市場の行方について、最新の分析をまとめました。
- ソニー、セキュリティカメラ用CMOSセンサーを発表
ソニーセミコンダクタソリューションズは、撮影した画像の「全画素出力」と「特定領域の高速出力」を同時に行える有効約512万画素の1/3型(対角6.53mm)CMOSイメージセンサー「IMX675」を開発、2022年8月からサンプル品の出荷を始めた。
- センサーの高付加価値化が業績回復のシナリオ、ソニー 清水氏
2025年度にイメージセンサーで金額シェア60%を狙うソニーグループ。同グループのイメージング&センシング・ソリューション(I&SS)事業を担うソニーセミコンダクタソリューションズは2022年6月17日、同社の厚木テクノロジーセンター(神奈川県厚木市)にてメディア向けイベントを開催。イメージセンサーのデモを一挙に公開するとともに、同社代表取締役社長兼CEOの清水照士氏が、メディアからの質問に答えた。
- 22年Q1半導体メーカーランキング、首位SamsungがIntelとの差広げる
英国の調査会社Omdiaは2022年6月、2022年第1四半期(1〜3月)の半導体市場規模は1593億400万米ドルだったと発表した。2021年第4四半期(10〜12)月の1593億4700万米ドルから0.03%減と、わずかながら減少した。また、2022年第1四半期の半導体メーカー売上高ランキング(上位10社)も発表し、前四半期に比べ、1位のSamsung Electronicsと2位Intelの売り上げ差が拡大したという。
- ソニー、イメージセンサーのデモを公開(車載用)
ソニーセミコンダクタソリューションズは2022年6月17日、同社の厚木テクノロジーセンター(神奈川県厚木市)にてメディア向けイベントを開催し、同社が手掛ける各種センサーのデモを報道機関向けに公開した。ここでは、車載に向けたデモを紹介する。
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