ミネベアミツミは2022年11月2日、2023年3月期(2022年度)第2四半期(7〜9月)の決算説明会を行った。売上高は前年同期比17.0%増の3300億2100万円で過去最高となった。営業利益も同5.6%増の263億9400万円で、第2四半期としては過去最高だった。円安の好影響があったほか主力のボールベアリングや半導体デバイスなどが堅調に推移、2022年8月時点の予想を上回って着地した。
ミネベアミツミは2022年11月2日、2023年3月期(2022年度)第2四半期(7〜9月)の決算説明会を行った。売上高は前年同期比17.0%増の3300億2100万円で過去最高となった。営業利益も同5.6%増の263億9400万円で、第2四半期としては過去最高だった。円安の好影響があったほか主力のボールベアリングや半導体デバイスなどが堅調に推移、2022年8月時点の予想を上回って着地した。
営業利益率は8%で、前四半期比では2.3ポイント増、前年同期比では0.9ポイント減となった。なお、為替の影響は、売上高が前四半期比+193億円、前年同期比では+458億円、営業利益が前四半期比で+32億円、前年同期比で+68億円となっている。
セグメント別に見ると、半導体デバイス、光デバイス、機構部品、電源部品およびスマート製品などを扱うミツミ事業セグメントの売上高は、光デバイス、機構部品が季節性に伴って増収した他、半導体デバイスも堅調に推移、売上高は前四半期比58.2%増の1374億円、営業利益は同71.7%増の157億円、営業利益率は同0.9ポイント増の11.4%となった。なお、ここには2022年9月16日付で子会社化した本多通信工業の業績を含んでいる。
モーターやエレクトデバイス、センシングデバイスなどの電子機器セグメントは、売上高は前四半期比20.3%増の980億円となった。内訳はモーターがHDD向けモーターの減速があったものの全体としては堅調に推移し、同13.8%増の714億円。エレクトロデバイスはLEDバックライトが好調で同59.1%増の155億円、センシングデバイスは同22.9%増の101億円だった。営業利益は同16.6%増の33億円、営業利益率は同3.1ポイント増の3.3%となった。
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