今回からは、「2022年度版 実装技術ロードマップ」の第3章「電子デバイスパッケージ」の概要説明に入る。
電子情報技術産業協会(JEITA)が3年ぶりに実装技術ロードマップを更新し、「2022年度版 実装技術ロードマップ」(書籍)を2022年7月に発行した。本コラムではロードマップの策定を担当したJEITA Jisso技術ロードマップ専門委員会の協力を得て、ロードマップの概要を本コラムの第377回からシリーズで紹介している。
ちなみに「2022年度版 実装技術ロードマップ」(書籍)の購入特典に、2022年7月7日に開催された完成報告会(専門委員による解説)の動画視聴がある(参考:JEITAの実装技術ロードマップ販売ページ)。書籍の販売が好調なため、動画の視聴期間がこのほど再び延長された。次の版が発刊されるまで、購入者は解説動画を視聴できる。当初は2022年12月31日までだったので、大幅に延びたことになる。
本コラムの第429回から第431回(前回)までは、第2章第6節第6項「2.6.6 接合材料」の概要を説明した。これで第2章の紹介が完了した。
今回(第432回)からは、第3章「電子デバイスパッケージ」の概要説明に入る。第3章は以下の項目で構成される。「3.1 はじめに」、「3.2 デバイス技術動向」、「3.3 各種パッケージ技術動向」、「3.4 パッケージ組立プロセス技術動向」、「3.5 第3章まとめ」、である。
「3.1 はじめに」はさらに、以下の細目から成る。「3.1.1 2022年度版の特徴」、「3.1.2 IoT(Internet of Things)・センサーネットワークの伸長に向けたパッケージ開発」、「3.1.3 5G(Sub6:以下5G Sub6)、5G(mm Wave:以下5Gミリ波)の実用化に向けたパッケージ開発」、「3.1.4 パッケージロードマップのアプリケーション分類」である。
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