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» 2024年01月12日 22時00分 公開

加賀東芝エレクトロニクス、2月上旬の復旧目指すパワー半導体の主力生産拠点

東芝は2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震で被災した、パワー半導体の主要生産拠点である加賀東芝エレクトロニクス(石川県能美市)において、同年2月上旬に、被災前の生産能力に近い水準へ復旧することを目指す。

[永山準EE Times Japan]

 東芝は2024年1月12日、同月1日に発生した令和6年能登半島地震の影響に関する最新情報(第4報)を発表した。同社は、パワー半導体の主要生産拠点である加賀東芝エレクトロニクス(石川県能美市)において、同年2月上旬に、被災前の生産能力に近い水準へ復旧することを目指す。

加賀東芝エレクトロニクスの航空写真 出所:東芝デバイス&ストレージ 加賀東芝エレクトロニクスの航空写真 出所:東芝デバイス&ストレージ

 加賀東芝エレクトロニクスは、東芝デバイス&ストレージの完全子会社で、パワー半導体の前工程の主力製造拠点だ。東芝デバイス&ストレージは、地震発生直後に本社(川崎市)に災害対策本部を立ち上げ、情報収集と対応、対策に当たっている。同社は地震後、加賀東芝エレクトロニクスにおいて派遣社員を含む従業員全員の無事を確認し、建物についても、操業再開に支障を及ぼすような破損がないことを確認している。

 一方で、クリーンルームの排気配管が広範囲にわたり破損していることを確認していて、その修復を最優先で取り組んでいる。また、製造装置についても石英等が破損していたため、手配/修理/交換を進めてきたが、東芝は今回、主力ラインで使用する石英について、必要数量をほぼ確保したと発表。「引き続き全数量の確保に努めていく」としている。

 被害の小さかった一部生産工程については、2024年1月9日に操業再開しているが、今回、被災前の生産能力復帰時期目標を2月上旬に決定したことを発表。引き続きクリーンルームの排気配管の修復、装置立ち上げを進めていくとしている。

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