さらに、AWS(Amazon Web Services)との戦略的提携を拡大すると発表。IFS(Intel Foundry Services)が、「Intel 18A」プロセスでAWS向けのAIチップを生産すると発表した。「Intel 3」プロセスを適用し、AWS向けのカスタム「Xeon 6」チップも製造するという。Intel 18A/18AP/14Aも、AWS向けチップの製造に使われることを示唆した。
Intel製品のポートフォリオを強化し、合理化するための対策も発表した。Gelsinger氏は、対策の最優先事項として「クライアント、エッジ、データセンターの各市場において、x86製品の価値を最大限に高めること」を挙げている。より統合されたソリューションを提供するために、ポートフォリオの簡素化も並行して進めるという。
1万5000人の雇用削減計画については、既に目標の半分以上を達成したことを明らかにした。10月中にも、さらなる解雇通知を行う予定だという。また、2024年内に、Intelが世界中に所有する不動産の約3分の2を売却する計画も進めている。
Gelsinger氏は、書簡の最後で「(今回の計画は)ここ40年以上のIntelの歴史において、最も重要な変革だ」と強調。「この時期を乗り越えて、今後数十年にわたり、より強固なIntelを築いていく」と語った。
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