インドで半導体投資が加速している。2024年9月には「SEMICON India」が初めて開催され、ナレンドラ・モディ首相をはじめ、世界中の半導体関連企業の幹部が集まった。
この記事は、2024年10月15日発行の「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版10月号」に掲載している記事を転載したものです。
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2024年9月11〜13日にかけて、「SEMICON India」が開催された。SEMIがインドでイベントを開催するのは、これが初めてとなる。
インドのナレンドラ・モディ首相は、世界中の半導体設計/製造メーカーのCEO(最高経営責任者)とシニアエグゼクティブを招き、エグゼクティブラウンドテーブルとSEMICON Indiaの開会式を開催した。その中には、たった数時間の参加のために、飛行機で駆け付けた人もいたという。
SEMIのCEO(最高経営責任者)を務めるAjit Manocha氏は、「この業界に40年以上携わってきたが、エコシステム全体からこれほど多くの世界的なCEOが一堂に会するのは前例のないことだ」と語った。そこには、“FOMO(Fear of Missing Out、見逃したり取り残されたりすることに対する不安や恐怖)”の雰囲気が漂っているかのようだった。シニアエグゼクティブたちからは、半導体業界が集結するステージに上がる機会を逃すまいとする気概が感じられた。
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