TOPPANエッジとSinumy、三菱HCキャピタルは、顔認証機能とBluetooth技術を組み合わせた「スマート認証」の実証実験を、三菱HCキャピタルのオフィスで2025年3月末から始めた。ハンズフリーで利便性が高く、認証時間も1秒未満と速い。
TOPPANエッジとSinumy、三菱HCキャピタルは、顔認証機能とBluetooth技術を組み合わせた「スマート認証」の実証実験を、三菱HCキャピタルのオフィスで2025年3月末から始めたと発表した。ハンズフリーで利便性が高く、認証時間も1秒未満と速い。
三菱HCキャピタルオフィスの入退室管理を行うために導入した多要素認証システムは、TOPPANエッジのオフィス認証クラウドサービス「CloakOne」の顔認証機能と、Sinumyが提供するスマートフォンのBluetoothを活用した独自の非接触認証技術「Sinumy Technology」を組み合わせたもので、利便性と安全性を両立させた。
CloakOneは、「生体検知機能による、なりすまし認証防止」や、「顔認証+ICカード」「顔認証+QRコード」など、多要素認証が可能な追加機能を搭載するなどして、セキュリティの高い認証を実現してきた。
Sinumy Technologyは、高速かつ高精度の位置測定技術とセキュアな認証技術を組み合わせている。従来のBluetoothと比べ位置精度は10倍以上も高いという。また、スリープ状態のスマートフォンを用いて認証することもできる。
三菱HCキャピタルは、CloakOneのサブスクリプションモデルを提供するため、2023年11月よりTOPPANエッジと協業している。3社は今後、実証実験によって得られた課題などを改善し、2025年度中にも商用サービスを始める予定である。
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