トッパンフォトマスクは、2024年11月1日から社名を「テクセンドフォトマスク」に変更すると発表した。社名変更によってグローバルで認知度を高め、企業価値を浸透させることを目指すとしている。
トッパンフォトマスクは、2024年10月1日、社名を「テクセンドフォトマスク」に変更すると発表した。2024年11月1日から変更する。社名変更によって、先端微細加工技術を強みとする企業としてグローバルで認知度を高め、企業価値を浸透させることを目指すとしている。
新社名は、「Technology(技術)」と「Ascend(上昇する)」を組み合わせた造語だ。「外販フォトマスクのリーディングカンパニーとして、技術力をさらに高め、半導体業界の最前線で成長を続ける意思」(同社)を込めたという。
新しいブランドロゴは、フォトマスクとシリコンウエハーの関係を図案化したもので、同社と顧客である半導体メーカーが「密接に連携し、共に成長していく姿を描いている」と説明している。
トッパンフォトマスクは、凸版印刷(現TOPPANホールディングス)からの会社分割で設立され、2022年4月に営業を開始した。半導体用フォトマスク、シリコンステンシルマスクなどを手掛けるほか、ナノインプリントモールドといった微細加工製品にも事業領域を拡大している。2024年2月には、IBMと共同で2nmロジック半導体プロセスノードに対応するEUV(極端紫外線)フォトマスクを共同開発すると発表した。
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