SEMIは、半導体の人材育成を目的とした半導体特化型eラーニングプラットフォーム「SEMI University(日本語版)」を開設し、販売を始めた。日本のユーザーに合わせたオリジナル教材を用意しており、新入社員の導入教育にも適した構成となっている。
SEMIは2025年5月、半導体の人材育成を目的とした半導体特化型eラーニングプラットフォーム「SEMI University(日本語版)」を開設し、販売を始めた。日本のユーザーに合わせたオリジナル教材を用意しており、新入社員の導入教育にも適した構成となっている。
半導体産業においては、世界的に人材不足が懸念されている。こうした中でSEMIは2023年にeラーニングプラットフォーム「SEMI University(英語版)」を開設。既に約800の講座を提供してきた。
これらの経験や実績を生かし、今回は「SEMI University(日本語版)」を開設することになった。教材は日本の半導体業界で活躍するエンジニアや専門家が開発を行った。主な講座として「半導体とは」をはじめ、「半導体プロセス・前工程概論」「半導体プロセス・後工程概論」「半導体材料」「各種半導体」などが用意されている。
受講者としては、既に半導体業界で働くプロフェッショナルや新入社員に加え、大学や高専など半導体を学ぶ学生なども対象としており、自分のペースに合わせて実践的な教育を受けることができる。将来的には、半導体に関する資格認証システムの導入も検討しているという。
受講期間は1講座当たり2〜3カ月。標準学習時間は1講義当たり1〜2時間。販売価格(税別)は2万円から。SEMI会員や複数講座購入者などに対しては割引価格も設定している。
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