スタンレー電気は、波長265nmの深紫外LEDで発光効率(WPE)7.5%を達成した。この値は現行品に比べ約3倍となる。また2026年度中にはWPEを10%まで高めた製品を投入する計画である。水除菌などの用途において処理能力の拡大が可能となる。2026年3月からサンプル品の出荷を始める。
スタンレー電気は2026年3月、波長265nmの深紫外LEDで発光効率(WPE)7.5%を達成したと発表した。この値は現行品に比べ約3倍となる。また2026年度中にはWPEを10%まで高めた製品を投入する計画である。水除菌などの用途において処理能力の拡大が可能となる。
波長265nmを発する深紫外LEDは、275nmや280nmなどの波長に比べ、除菌効果が最も高いといわれている。しかも水銀を含まない光源のため、安全安心な飲料水の提供と同時に、環境負荷も低減できるという。
今回は、窒化アルミニウム(AlN)基板からの光取り出しを向上させる独自の構造と高反射電極を採用するなどして、発光効率を大幅に高めた。しかも、AlN基板上の低欠陥結晶成長技術を活用し内部損失を低減した。従来は1万時間だった製品寿命も、今回は2万5000時間に延長した。
今回発表した深紫外LEDは、放射束が158mW、順電流が350mA、順電圧が6.0Vで、7.5%というWPEを達成した。パッケージの外形寸法は3.0×3.0mmだ。2026年3月からサンプル品の出荷を始める。量産開始は2026年10月の予定。
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