キオクシアHD コーポレートコミュニケーション部 部長の藤川俊彰氏はNAND型フラッシュメモリの市況について、当面はAIデータセンター/エンタープライズ分野が需要拡大をけん引すると述べた。同分野ではNANDフラッシュの引き合いが一層強くなっているという。一方でニアラインHDDの置き換えについては、2026年度は当初の予測よりもペースが鈍化する予想だと語った。スマホやPC向けでは、NANDフラッシュの需要は2025年度に比べてほぼ横ばいとする。
NANDフラッシュ市場全体の見通しとしては、2026年は、供給制約が見込まれることを考慮し、10%台後半のビット伸長率と予測する。「当社としては市場見通しに準じたビット成長を確保する見込みだ」(藤川氏)。2027年についても需要が供給を上回る状況が続くと予想した。
なお、中東情勢による影響の有無について藤川氏は「現時点で、売り上げに対してネガティブに影響する要素は見込んでいない。ヘリウム調達についても多角化を進めており、問題はないとみている。顧客への物流に関しても今のところ大きな影響は出ていない」と語った。
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