カウンターポイントリサーチによれば、2026年第1四半期(1〜3月)における全世界のDRAM売上高は、前四半期(2025年第4四半期)に比べ80%増加した。この結果、売上高は1000億米ドルに迫り、過去最高となった。
カウンターポイントリサーチは2026年5月、2026年第1四半期(1〜3月)における全世界のDRAM売上高を発表した。前四半期(2025年第4四半期)に比べ80%増加、売上高は1000億米ドルに迫り、過去最高となった。
DRAM市場は、広帯域メモリ(HBM)やLPDDR5といった製品を中心に、AIデータセンターにおける設備増強などが追い風となる。2026年第1四半期にはメモリ価格も過去最高水準に達し、売上高を押し上げる結果となった。
DRAM売上高をサプライヤー別にみると、Samsung Electronicsは2026年第1四半期に38%のシェアを獲得した。前四半期に比べ2ポイント上昇し、2位のSK hynixとの差を9ポイントに広げた。これに続くMicron Technologyは、生産能力の拡大などによってシェアを維持した。
こうした中で売上高を大きく伸ばしているのがCXMTである。中国国内で増えるDRAM需要の取り込みやDRAMチップ価格の上昇が追い風となる。CXMTのDRAM売上高は前年同期に比べ700%以上も増えた。市場シェアも8%となり、2025年第2四半期の4%から倍増した。CXMTは今後、大規模な資金調達によりDRAMの生産能力を増強する。さらに、AIデータセンター向けHBM市場への本格参入に向けて準備を進めているという。
カウンターポイントリサーチの調査によれば、DRAMの平均価格は継続的に上昇しているという。2026年第2四半期には、HBMと汎用DRAMの価格が前四半期に比べ50%上昇する見通しである。なお、DRAM市場全体は2026年通年で前年比300%以上の成長を予測している。
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