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エプソンと東洋通信機の水晶事業、社名は「エプソントヨコム」にビジネスニュース 事業買収

セイコーエプソンは2005年9月9日、東洋通信機との水晶事業の統合会社の社名を「エプソントヨコム」とし、本社を東京都日野市に設立すると発表した。2005年10月1日に業務を開始する。

» 2005年09月09日 16時54分 公開
[川上利真子,EE Times Japan]

 セイコーエプソンは2005年9月9日、東洋通信機との水晶事業の統合会社の社名を「エプソントヨコム」とし、本社を東京都日野市に設立すると発表した。2005年10月1日に業務を開始する。

 エプソントヨコムの資本金は95億6000万円で、従業員数は2005年10月1日時点で約1600名の予定である。水晶を基盤技術としたクロックICやセンサー、光学デバイスなどを中心に事業を展開する。

 セイコーエプソンと東洋通信機は2004年11月に「業務資本提携契約」を締結し、セイコーエプソンの水晶事業を分社化して東洋通信機と統合する計画を発表した。これに伴い、東洋通信機は総額54億円の転換社債型新株予約権付社債を発行し、セイコーエプソンと、東洋通信機の筆頭株主であるNECがそれぞれ27億円ずつ引き受けている。社債を株式に転換した場合、セイコーエプソンは新会社であるエプソントヨコムの発行済み株式総数のうち66.7%を、NECは6%をそれぞれ保有することになる。

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