今、注目すべきウェアラブル端末をまとめてみた : MWC 2015を振り返って (4/4 ページ)
最後に紹介するのは、「GoPro」カメラで広く知られるウェアラブルカメラだ。“ウェアラブル”という言葉を聞いてもすぐに思い浮かべられない製品カテゴリではないだろうか。Xiaomi(シャオミ)のアクションカメラ「Yi Action Camera」を紹介しよう。Xiaomiのうたい文句はシンプルだ。「エントリーレベルのGoPro『HERO』に比べて、ビデオフレームレートが2倍、静止画の解像度が3倍以上、内蔵ストレージの容量が2倍、軽量。そして、これら全ての特徴がHEROの半分以下の価格で手に入る」。
Xiaomiにとって、Yi Action Cameraは鮮烈な製品なのかもしれないが、GoProが切り開いた同市場を甘く見てはいけない。
「Yi Action Camera」。もちろん、ネコ以外にも装着することができる(クリックで拡大)
ウェアラブル端末は、さまざまな種類があるので、同市場の規模や将来的な成長トレンドを予測することは難しい。例えば、フィットネストラッカーを提供しているのは、以前はほんの数社だったが、その数は着実に増えている。
実は最近、第1世代のPebbleを注文した。2年以上悩んだが、79.99米ドルに値下げされたこともあって思い切って購入した。正直に言うと、スマートウオッチにいくらなら払ってもいいかとは特に考えてはいなかった。ただ、スマートウオッチを実際に使ってテストしてみたいので、購入したのである。筆者は以前、「iPad」は画面が大きいだけで「iPod touch」と変わらないのではないかと考えていた。この経験から、実際に使いもせずに抱いた考えを信頼すべきでないと学んだのである。
【翻訳:青山麻由子、滝本麻貴、田中留美、編集:EE Times Japan】
ウェアラブル端末(Wearable Devices)特集
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ウェアラブル向けセンサー市場が好調、2019年には出荷数が4億個超に
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