村田製作所、CUI及びEricson Power Modulesの電源メーカー3社が立ち上げたArchitects of Modem Power(AMP)コンソーシアムは、定格電流が比較的小さい非絶縁型デジタルPOL(Point of Load)規格「picoAMP」を新たに発表した。
村田製作所、CUI及びEricson Power Modulesの電源メーカー3社が立ち上げたArchitects of Modem Power(AMP)コンソーシアムは2015年9月、非絶縁型デジタルPOL(Point of Load)規格「picoAMP」を新たに発表した。2015年後半にも定格電流が6〜18AのpicoAMP製品がAMPグループのメンバー企業より発表される予定だ。
AMPコンソーシアムは、分散型電源システム開発において、共通の機械的仕様、電気的仕様を標準規格として策定し、制御コマンドの共通化などを図ることでプラグアンドプレイの相互運用性を実現していくことを目的としている。
AMPコンソーシアムではこれまで、絶縁デジタルPOL DC-DCコンバータ用の「teraAMP」を始め、「microAMP」や「megaAMP」を策定してきた。今回のpicoAMPもこれらの標準規格をベースに策定された。picoAMPは、電力がより小さい用途に向けた規格で、まずは定格電流の範囲が6〜18AのPOL向け電源製品を供給していく。picoAMP対応製品は外形寸法が12.2×12.2mmで、LGA(ランドグリッドアレイ)形式となっている。
デジタル電源で連携、村田製作所など3社がコンソーシアム「AMP」設立
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コンデンサ表面に撥水処理、村田製作所が製品化Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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