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センサー事業拡大に積極的なソニー、買収も活発EE Times Japan Weekly Top10

EE Times Japanで2016年1月23〜29日に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!

» 2016年01月30日 17時00分 公開
[村尾麻悠子EE Times Japan]

「EE Times Japan Weekly Top10」バックナンバー

 1位は「スマホ台頭の陰で地位を失った“日の丸半導体”」、2位は「3D XPoint、開発から製造へ」、3位は「CEATEC、2016年は「CPS/IoT展示会」として開催へ」がランクインしました。

 4位は、ソニーによる買収を取り上げた記事です。ソニーはここ最近、積極的に買収を行っています。今回の記事にあるイスラエルのLTEモデムベンダーの他、2015年10月にはベルギーの画像センサーメーカーSoftkinetic Systemsを買収しました。勢いのあるセンサー事業を伸ばすためです。

 IC Insightsが発表した2015年半導体メーカーランキング(速報値)で、ソニーは10位にランクインしました。その原動力となったのがCMOSセンサーです。ですが、2016年1月29日に発表された、2015年度第3四半期(10〜12月期)の業績からは、デバイス分野の調子がどうもよくないことがうかがえます。CMOSセンサー市場自体は右肩上がりの成長市場で、用途も、スマートフォンだけでなく車載やセキュリティ分野などに広がりつつあります。2016年以降、ソニーのデバイス事業がどうなっていくのか、非常に興味深いところです。「ソニーの半導体部門が新しく仕掛ける多機能ライト」「東芝、大分300mmラインをソニーに譲渡」「ソニー、半導体事業の分社化を発表」も、併せてお読みください。

 6位も、読者からの反応が大きかった記事です。生物の生態が、技術を開発する上で大きなヒントになることがありますが、“細胞を模倣する”というのはなかなかに珍しいのではないでしょうか。「細胞1個を正確に飛ばす、インクジェット技術はエレから医療へ」「細胞の“ゆらぎ”を利用すれば超省エネマシンができる!?」「人間の脳が握る、デバイス低消費電力化の鍵」も、ぜひご覧ください。


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