SEMIは、2016年第1四半期(1〜3月)の世界シリコンウエハー出荷面積が、25億3800万平方インチだったと発表した。前年同期比では3.8%減、前四半期比では1.3%増となっている。
SEMIは、2016年第1四半期(1〜3月)の世界シリコンウエハー出荷面積を発表した。
同統計によると、2016年第1四半期のシリコンウエハー出荷面積は25億3800万平方インチ。2四半期連続で減少していたが、2015年第4四半期(10〜12月)の25億400万平方インチから1.3%増加した。前年同期比でみると、3.8%減となっている。
SEMI Silicon Manufacturers Group会長のVolker Braetsch氏は、「シリコン出荷面積は2四半期連続で減少したが、直近の四半期で増加に転じたことを心強く思っている。2015年のウエハー面積は過去最高を記録したが、2016年がその数値を超えるかどうか、まだ分からない」と語る。
同統計はSEMI Silicon Manufacturers Groupによるシリコンウエハー業界の分析結果を基に算出。ウエハーメーカーがエンドユーザーに対して出荷した、バージンテストウエハー、エピウエハーを含むポリッシュドウエハーと、ノンポリッシュドウエハーを集計している。太陽電池用シリコンウエハーは含まれない。
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