自動車業界では、2025〜2030年に向けた新しい「自動車アーキテクチャ」について議論が始まっているという。現在の自動車アーキテクチャは、エンジンやトランスミッション、ステアリングモジュール、シャシーコントロールモジュールなどがあり、これらがCANなどで接続されているというものだ。今後10〜15年の間には、これまでにないまったく新しいアーキテクチャに変わる可能性がある。どんなものになるのかは「誰も分からない」(鈴木氏)。Elsner氏は、「自動車メーカーがどのようなものを作りたいのか、どういった機能を搭載したいのか。そしてわれわれは、どのような車載向け製品を提供できるのか。これらの隙間を埋めていくことが重要だ」と強調した。
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